『観光化する社会 観光社会学の理論と応用』➀
『観光化する社会 観光社会学の理論と応用』 須藤廣 著
ナカニシヤ出版 2008年初版第一刷発行
第1章 観光と再魔術化する世界
観光の非日常性について
観光客の現実と観光地住民の現実の差異
p.7 A・シュッツ「限定的意味領域」…日常生活から区別された「もう一つの現実」
現実が疑似イベントに従う、つまり交通や情報伝達の発達によって観光は事前の情報通りに行うものとして扱われるものになり、聖性が失われた?
p.20「再魔術化」とは産業資本の外部にあった文化や人間関係を商品化、消費化することによってもたらされるもの
この章のキーワードは「再魔術化」、近代社会で脱魔術化が推進された反動とでも捉えておけばいいのかね。