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『伝統行事を通した地域コミュニティの形成―諏訪御柱祭の一事例―』

『伝統行事を通した地域コミュニティの形成―諏訪御柱祭の一事例―』

小西恵美 著(専修大学社会関係資本研究センター研究員 ・経済学部教授)

社会関係資本研究論集第5号(2014年2月)

 

地域コミュニティをどういう風に維持、発展させるべきかという問いについて諏訪地域を事例に考察をした論文。

都市などの住民同士の関係が元々希薄な地域では行政が主体となり社会関係資本を構築していくことが有用かもしれないとする一方で、昔ながらの隣人関係がある諏訪地方などの場所では慣習、伝統を利用することでそれが果たされるのではと、筆者は主張する。

論文では伝統として御柱祭を主題に挙げ、御柱祭が地域へもたらす影響について考察している。

ここで言うところの御柱祭とは上社に限定したことであり、下社への言及は上社との比較に用いたことを除きほぼ無い。

この論文内では御柱祭が開催されるうえでの地域の関わり、担当についてまとめられているので参考にできる。

また、筆者は観光が御柱祭に与える影響について数行ではあるが言及している(別稿で論じると注釈にははある)

 

→地域内部でも御柱祭の観光化については賛否両論であり、賛成の地域はホテルなどの資本がある地域であった。

これは自分の論文内でもぜひ明らかにしたいところだ。